ゲームのお話その17 アンチャーテッド 古代神の秘宝

PlayStation4のアクションゲーム「アンチャーテッド 古代神の秘宝」の話。

アンチャーテッドシリーズは、シリーズが4作、Vitaで1作、そしてこのスピンオフ的作品「古代神の秘宝」が出ている人気タイトルです。シリーズ自体は4で完結しましたが、その後出たこの作品が最新作になります。

このゲームが日本で注目されるようになったのは、やはり2にあたる「アンチャーテッド 黄金刀消えた船団」でしょう。PlayStation3で発売された本作は、一体どうやって作ったのかと不思議がられる程の美麗なグラフィックで耳目を驚かし、海外そして日本でブレイクしました。

アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団 プロ 13章 暴走列車
ネイト「クロエはたぶん先頭車両だ」

この動画のシーンなのですが、走行中の列車の上で戦いを繰り広げる場面なんですが、こういう場面を描写する方法として「背景の方を動かして列車が走っているように見せかける」というものがあり、処理としてはそちらの方が楽で軽いそうなのですが、アンチャーテッドの場合は大真面目に「列車の方を走らせている」そうです。それに合わせて背景の方もしっかりと作り込み、進行に合わせて次々と場面が推移していきます。

ゲームの面白さにグラフィックは関係ない、などとはよく聞く文言ですが、こういうのを見るとやはり、ビジュアルもまたゲームの面白さ・楽しさに寄与すると思いますね。そもそも3D描写のゲーム自体、昔のハードでは出来なかった事でしょう。

このシリーズ、作品を重ねるごとに段々ストーリーが重たい感じになってきて、私個人としては最初から最後までB級映画的なノリで終わる1が一番好きなのですが、日本語吹き替えの声優さんによる軽妙なやり取りはずっと変わらず、インディジョーンズとかああいった探険・冒険物が好きなアクションゲーマーならきっと楽しめると思いますので、もしまた未プレイなら触ってみて欲しいと思います。

ただシリーズ物の難点として、ストーリーが1から4、古代神の秘宝まで一繋ぎですので(Vita版は1の前)、いきなり途中からプレイすると人間関係などで引っかかる恐れがある所です。でもまあ1から全部やれというのも中々に辛い所ですので、気になった作品からプレイするのもよいかと。

   

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