ダイの大冒険第60話放送です。
今週はちょっと一休みの回。ポップとマァムが陸地に流れ着くところからスタートですが……生足はいけないのかなんなのかマァムはタイツを履かされた訳ですが、それが破れた状態になると生足よりまずいですよ！ スタッフは絶対分かってやってる。こうなってくると、もうすぐ目の前まで迫っている破邪の洞窟のシーンとかどうなるんでしょうか。朝9時の力に負けてしまうのかどうか。
そしてお姿は初登場のフローラ様。魔王ハドラーから今までって何年開いてましたっけ？ 当時王女だったフローラ様は15～6歳くらいでしょうか？ 今のレオナとだいぶそっくりなのは置いておくとして、設定的には30と少しとかなんとか。威厳があるというか、見た目より年齢が上と思うか下と思うかは人によりそう。
ミストバーンとザボエラの会話では、相変わらず発揮されているミスト君のハドラー好きっぷり。しかし黒のコアの事を知っていたのかと聞かれてもそりゃ知ってたよとしか言えないわな……でもそこで止めとけばよかったものの、余計な事を口走ってミスト君を怒らせてしまうあたり、ザボエラには他人への配慮とかそういうものが致命的に欠けているのが分かる。過ぎた口は身を滅ぼすって事ですね。
それにしても、ドラクエ世界では大体世界の危機というと魔物に襲われたり、凄い魔力で封印がどうとかそういう話になるんですが、遥か天空からマップ兵器を物理的にぶちかましていくというのは中々力業ですね。現実でもアメリカによる神の杖でしたっけ、そういう大質量の物質をぶっ放して攻撃する計画はあるみたいですが、こんな事されたらもう戦意喪失ですよねえ。
そしてダイを連れていこうとする聖母竜マザードラゴン、ポッと出みたいなものなので若干無能臭が漂う感じになっているのがかわいそうですが、ダイの大冒険はリアルタイムだとドラクエ4くらいの時期で、4というと今でも無能のそしりを受け続けるあのマスタードラゴンの初登場作品です。マスタードラゴンはもう全部お前のせいじゃんとか言いたくなる無能っぷりでしたが、さすがにマザーの方はちゃんとまともに振る舞ってくれました。
でも、竜の騎士とはいえ年端もいかない、それも大魔王にコテンパンにやられた直後なのに、生き返れとかもっと戦えとか言うのはパワハラですよ、今のご時世まずいですよ！ ……だけどここですぐ復活してしまう訳では無く、ちゃんとその辺の心理描写や立ち直りに時間を割いてくれるのがダイ大のいいところ。その辺りは次週ですかね。今時は挫折する事自体がNGみたいな感じだったりするようですが……来週のサブタイトルは「ダイとポップ」、やはりこの物語は二人のダブル主人公って感じです。お楽しみに！
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