「ダイの大冒険」第61話、主人公交代の瞬間

ダイの大冒険第61話放送です。

サブタイトルがもう既に「ダイとポップ」なので、やはりこういうので腐ってる人達はお喜びになられるのでしょうか、いやよくは知らないですけど。読み切りを除くと第1話からずっとスタメンなのは、ダイとポップとゴメちゃんだけですからね。「お前がルーラで行けるところは俺も行ける」というポップのセリフ、これもうヒロインじゃん。

武器も心も折れて逃げ出したダイに後ろから声を掛けるポップは、月の明かりが逆光となり表情が影で隠れるという立ち姿……「待たせたな!」とか言いそう。絵的にももうどっちが主役か分かりません。

この辺りからポップのポップぶりがポップアップしていくんですが、どこまで初めから計画されてたんでしょうねえ。編集にポップを死なせようとか言われた時は「これから凄くなるんです」と抵抗したという話ですが、ダイを食うほどになっていくとは。キャラが一人で歩き始めたというやつでしょうか。

フローラやレオナ、マァムを一々下から見上げるような視点で描くところにスタッフのこだわりを感じました。話的にはとても重要だけど動きは特にない回で、ダイがくじけてポップで復活という話で終わりましたが、ポップこんなに頑張ってるのにここからいじめられるんですよね……アバン先生はポップに案外厳しかった。

そうそう、一番肝心なシーンを忘れてました。冒頭のヒュンケルとクロコダインが捕まっているシーン、結構駆け足だなと思ってましたが、何故かここで漫画に無いクロコダインが電撃ビリビリされる描写が追加。どうしてそんな事を……ビリビリされてるのに特に効いてない風なのも、電撃が止んで煙がプシューしてたのも面白かったです。いくら頑丈だからってクロコダインをいじめないで!

次週はアバン先生の過去回、まるでなんか総集編みたいな入り方ですが、別にそういう訳でも無い。ただまあ本編の進行は止まりますけどね。髪の色が違うだけでレオナじゃんなフローラの若かりし頃……主要キャラが軒並み少年少女の年齢だから、ちょっと年上なだけでおじさんおばさんレベルになってしまうのはお辛い。

     

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