「ダイの大冒険」第39話、力を溜めた結果……！

総集編を経て39話、ググッと力を溜めた結果、なんかメチャメチャ駆け足な感じの39話でした。あれよあれよという間に凄い話が進んでいきましたね。

尺の都合と調整があるのでしょうが、そのせいでだいぶ端折られた場面がいくつも……初めの方の、チウを置いてルーラで飛んでいく所、この場面ってさりげないながらもダイにとって凄く重要なシーンだと思いますし、私もここでのやり取りは原作の好きなシーンの一つなんですが、なんかサクッと流されてしまいました。悲しい……

その次のハドラーとミストバーンのやり取りは大体原作通り、そこからちょっと緩やかになって、ランカークスの村に行くところでまた加速。重要キャラの一人であるロン・ベルクが、まるで1話限りのモブキャラみたいにスッと登場……この辺ってもうちょっとゆっくり描写してたんですけどねえ。

アニメ開始当初から少し言われてましたが、尺の都合なのか、演出とか描写に「溜め」が無いですよね。バラン戦みたいにガッツリ力を入れるところがある代わりに、そうでないところはさらっと進行しがち。溜めってつまり時間を掛けてゆっくりって事なので、そんな暇はないという事なんでしょうが、そのせいで何だか軽い。

力の入れ所はここからも続々と沢山でてくるはずなので、断腸の思いで切るところは切らざるを得ないと思いますが……取り敢えず何クールやるつもりなのかだけでも知りたいですよね。そうすれば安心出来る……逆に不安になるかも。