「ダイの大冒険」第65話、うーん、ポップ君さあ、なんか違うんだよね。

ちょっと遅いですが新年あけましておめでとうございます。ダイ大の年明けは二回目になりますが、流石に今年中には完結するでしょう……するよね？

何かもうサブタイトルが決戦とか言い出して、もうラストも近いのかと思われている方も結構多いらしいのですが、ここまでで大体全体の三分の二といったところでしょうか。ここからは切ったり端折ったり出来るところも減ってきそうなので、後どれくらい掛かる事か……。

相変わらずポップ君を曇らせるのが好きな輝聖石君……ポップにだけ厳しい事でおなじみ。かつては何でもすぐ投げ出すわ、仲間を捨てて逃げ出すわと糞野郎ムーブをかましていた負い目からか、物凄く自己評価が低いポップ君。石が光らない理由に自分と仲間達の出自の差を挙げてましたが、この時点でも彼の強さはマトリフに勝るとも劣らないレベルで、人間では最強クラスの魔法使いの筈なんですが、そんな風には微塵も思ってないんですよね。

まあ思っていたとしても、石が光るかどうかには一切関係ないのですが、だから尚更タチが悪い。ぶっつけ本番でなく、半端に聞きかじってしまったために余計遠回りする羽目になってしまったんでしょうね。石について盗み聞きする事無く進んでいたら、案外上手く行っていたのかも？

主人公のダイがもう色々と乗り越えていったのと、あまりドロドロした要素を付与できない分、ポップがその役目を担う事になったと言えそうです。だからこそ、この漫画の主人公だとまで言われるポジションになった訳ですが、それにしても踏まれ踏まれる麦のごとく……ポップの春はまだ遠い。