LCCの終焉?ジェットスターの危機

ジェットスター・ジャパン、国内6路線運休 関空3路線は撤退も(日本経済新聞)

ちょっと古いニュースですが、LCCの一角として有名……有名なのかな?ともかく、格安航空で多分お馴染みのジェットスター・ジャパンが苦しい状況のようです。

LCCとは「low cost carrier」の略で、読んで字の如く安さを売りにした交通機関、飛行機という事ですね。日本でサービスインしてからそろそろ十年くらいですかね、選択肢の一つとして定着した感はありますが、やはりこのコロナ禍ではダメージも大きいようで、先行きが不安視されています。

安い分色々なサービスがカットされ、座席もちょっと狭く、JALやANAと比べると簡素ではありますが、その分安さに全振りしたその料金体系は圧倒的で、夜行バスよりも安かったりします。

基本的に予約が早ければ早いほど安く、上手くすると東京-大阪間で往復9,000円くらいいう安さ! JAL・ANAでは朝一番の片道で一万円くらいですから、価格だけでいえば圧倒的です。昔利用した最高に安い夜行バスが片道4,800円でしたので、バスより安いですね。ちなみにこのバス、一列4席で大変窮屈で苦しかったです。夜行バスを利用する方は、ちょっとくらい値段に差があっても一列3席をお勧めします。

国内のLCCといえば大体ジェットスターかPeach(ピーチ)で、私が利用する時はその時々で、価格や発着の時間帯で都合のいい方を選んでいるんですが、その片翼であるジェットスターがこうなってしまうと、Peachの方も不安になりますね……。やはり大手ほど体力がないでしょうから(といってもJALやANAも怪しい感じではありますが)、何か一つのトラブルで一気にこうなってしまいます。

もし値段で逆に避けている人がいましたら、確かに安かろう悪かろうな面は無い訳ではありませんが、移動手段としては必要十分を満たしているかと思いますので、一度話のネタにでも試してみられては如何でしょうか。

 

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