「ダイの大冒険」第72話、真竜の戦い

ダイの大冒険第72話放送です。

人それぞれ感想はあると思いますが、個人的には先週の回は少々肩すかし感があったので、それと比べると今話は力が入ってた感じがありましたね。

演出というか表現上仕方ないとは思いますが、高速で殴り合いをしているとやはりドラゴンボールのよう。マァムとかもそうでしたが、自由に飛び回ってるのかと思うほどのジャンプと空中機動は、どういった体捌きで行われているのでしょうか。よくある表現としては、真横に直進していく描写ですが、走ってるわけでも無いし飛びかかっているのだとすると、凄い跳躍力ですよね。トベルーラでも無いし、漫画世界の謎パワーなのでしょうか。

新技アバンストラッシュクロスで一度は倒れたハドラーがなおも立ち上がって来た時、ポップが加勢しようとしてダイ自身からも止められますが、普通に考えたらポップが正しいんですよね。これから大魔王と戦おうかという敵地でボロボロになるまで戦ってどうするのかという……。ダイ大では騎士道精神が上位に来ているので、こういった思考はどうしても割を食ってしまいます。ザボエラなんかもそうですよね、まああれは悪い方に行き過ぎてますけども。

今話は他の仲間達がずっとボッ立ちなのが面白かった。加勢も出来ないし見てるしかないんですけど、ヒュンケルがバトル漫画でありがちな解説君になってて、謎計算で威力は5倍以上とかお前その数字はどこから出てきたんだよみたいな。2倍と2倍で5倍だ、10倍だぞ!みたいな。

同じく見てるだけの大魔王バーン様も長々と語り出し始めて、横にいたキルバーンが「ほう」「ほう」と相づちマシーンになってたりして、「まーた始まったよこのお爺ちゃんは」みたいな、敬老精神溢れる死神でした。

     

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