Creative「Sound Blaster X3」を5日間使ってみて

Creativeの外付けUSB DAC「Creative Sound Blaster X3」の話。

USBの挿すところを変えて以降、今のところ安定しています。デバイスを見失う事も無く、ようやく普通に使えるようになりました。この手のデバイスを使うにあたって、また購入を検討する人にとって一番気になるのは勿論「本当に音が良くなるのか?」という点。15年くらい以上前のPCだとオンボードでオーディオ出力機能が無い物も多く、音質も中々酷くてノイズが走ったり、ブラウザをスクロールするだけで嫌な音がしたり、とどんな安物であってもサウンドカードは必須、というような状況でしたが、今時はもう特別こだわりが無ければ、オンボードで十分用足りる人が殆どでしょう。わざわざ数千、一万円以上出して買う人は限られてるのでは。

私のPCもオンボードで、現在オンボード音源としては最上位の「ALC1220」搭載のマザーボードを使用しており、光デジタル出力も備えているので、これで困る人はまずいないでしょう。それでも敢えてオーディオデバイスを買う意味があるのかどうか? という事で私自身戦々恐々としながらも購入してみました。

※音の評価は個人差が非常にあります。

まずスピーカー出力だとあまり違いは分からないかもしれません。サラウンド環境とかを整えているならともかく、私の場合はごく普通の2chスピーカーなので。ただそれでも、先の記事でも述べましたが、音の鮮明度が上がった感じがします。そしてイヤフォン(ヘッドフォン)の場合ですが、私のイヤフォンもこれまた一万円もしない普通のイヤフォン「MDR-EX750」ですけど、これははっきりとクリアな感じに変わったと言えます。

また、Super X-Fiという個々人の耳の形に合わせて音を変化させる機能があり、基本的にヘッドフォン用の機能ですがイヤフォンでも、また特に設定しなくてもデフォルト設定でも利用でき、これをオンにするとそれまで両耳の近いところで聞こえていた音が、何やら少し離れた中央の空間に浮いてるような感覚にとらわれます。これは、音楽なのがゲームミュージックなのか、人の音声なのか、何を聞くかで評価が大きく分かれると思いますが、オンオフがワンボタンで出来るので気分転換にいつでも切り替えられるのが良い点です。

   

ゲーム用に足音がよく聞こえるようになるモードや、自由に設定・保存できるイコライザー、マイクの音質向上といった機能があり、またオンボードでは聞こえなかった(気がする)音も聞こえてくるようになり、音の評価は人によって大きく変わる為言い切るのは難しいのですが、「オンボードと比べて変わるのか?」という点には間違いなく「はい!」と答えられます。

興味はあっても購入までは至らないという以前の私のような人は、効果があるのかどうかが一番の懸念点だと思いますが、PCのオーディオ環境は確実に向上すると思いますよ。特に、良いヘッドフォンやイヤフォンを持っているけどPCに直刺し、なんて方にはより効果が大きいでしょう。


Creative Sound Blaster X3 Super X-Fi搭載USB DAC 最大32bit/192kHz ハイレゾ再生 PCで最大7.1ch再生 PS4 Switch対応アンプ SB-X-3

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